125名で徘徊高齢者を捜しました~札苗地区
札苗地区認知症高齢者徘徊捜索模擬訓練を実施
9月9日(土)札苗地区の住民が集まり、東警察署や地域包括支援センター、介護予防センターの協力を得て、東苗穂福祉会館周辺で認知症による徘徊高齢者を捜索する訓練を行いました。
はじめに、東区第2地域包括支援センターと介護予防センター東苗穂の職員から“認知症の正しい理解と、認知症の方に話しかける注意点”を寸劇をまじえて教えていただきました。
東警察署生活安全課の西村係長から“札幌市SOSネットワークの仕組み”を聞いた後、徘徊している高齢者を探しに歩きました。
予め決められた範囲の地図を手に、徘徊している高齢者を捜します。
徘徊する高齢者は、黄色い傘を持って歩いているという設定です。
見つけたとき、高齢者へ研修で習ったように話しかけられたでしょうか。
参加者は捜索を終え会館へ戻り、訓練の振り返りを行いました。
徘徊役を務めた方は、声の掛け方も様々でしたと感想を話してくれました。
菅原会長は、「捜索する事態の予防策として、日頃から目配りや気配り、そして見守り活動が大切だろう。各町内会においてしっかり取り組んでいただきたい。」と参加者に声を掛けていました。
今回の訓練を通じ、地域と専門機関のつながり、警察と地域がつながり、ネットワークの広がりを感じています。
東区社会福祉協議会は地域福祉の中核として、地域のネットワーク作りと住民主体の地域福祉活動を進めてまいります。
【この情報は 平成29年9月現在のものです】