能登半島地震における介護職員等応援派遣に行ってきました。
厚生労働省からの応援派遣依頼に申込み、2月17(土)~20日(火)の3泊4日で、1.5次避難所に指定されている「いしかわ総合スポーツセンター」に行ってきました。
スポーツセンターでは、自立されている方と、見守り介助が必要な方とが2つにエリア分けされ、多くの方が避難されていました。また避難所には、四国、九州、沖縄など全国から沢山のボランティアも集まっていました。現地では、必要な支援が行き届くよう、配置予定がシステム化され、効率よく応援派遣やポランティア支援が行われていました。
さらには、DMAT(災害派遣医療チーム)やDWAT(災害派遣福祉チーム)など多くの専門職も関わりながら避難されている方の生活を支えていました。
介護職員の応援派遣は、8時~20時の日勤帯と、20時~8時までの夜勤帯の2交代です。私は見守り介助が必要な方を担当したのですが、その中でもコロナやノロウイルス感染の方たちのエリアを担当し、予防着を着用し支援を行いました。
地震発生から2か月、短い応援派遣の中でも、住民の方のまだまだ続く避難生活に先が見えない不安や苦労がうかがえました。感染エリアから一般エリアに移る日に「珠洲に帰れるの?」と故郷へ思いをはせている方もいました。
震災の地域では、避難されている方がいる限りボランティアは欠かすことはできません。少しでも安心して元の生活ができるよう、支援の継続の必要性を実感しています。
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