福祉の漫画紹介 その3
2016年12月12日
レポーター:H28:吉田 直人
お久しぶりです!!
3か月ぶりに福祉の漫画を紹介したいと思います。
今回紹介するのはスラムダンクで有名な井上雄彦先生の「リアル」です。
テーマは「障がい」と「車イスバスケット」であり、話の内容はなかなか重く、そのタイトル通り物語にリアルを感じます。
熱心に車イスバスケに取り組む19歳の義足の青年。バイク事故で一緒に乗せていた女性を下半身不随にしてしまった18歳の青年。高校時代、盗んだ自転車で交通事故に遭い下半身不随になってしまい苦しみ続ける18歳の青年。主に、この3人の視点から物語が描かれています。
個人的には、バイク事故を起こした青年が、プロ(この青年は障がいはないため、通常のバスケット)の世界に挑戦するも届かず、挫折してしまうシーンや自転車事故を起こした青年が車イスバスケと向き合うまでの過程などには考えさせられるものがありました。
車イスバスケはあまり馴染みがないスポーツですが、物語中にはバスケの試合の直接的なシーンは多くなく、主人公たちを取り巻く環境の変化など、障がいを考えさせられるようなシーンが多いように感じます。そのため、バスケをよくわからない人でもストーリーは理解しやすいはずです!!
ぜひ1度は読んでみてもらいたい漫画の一つでもあります。
ではまた次回!!シーユーアゲイン!!
市社協の担当さんからのコメント
「リアル」読んだことあります。
始まったのは、私がまだ学生のころですが、まだ続いていたとは知りませんでした。
2020年には東京オリンピック・パラリンピックもあり、「リアル」の題材にもなっている車イスバスケットボールを始め様々な競技について知る機会も増えるかもしれませんね。
H28:吉田 直人のレポート
2016年12月12日
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