福祉の漫画紹介 その2
2016年9月17日
レポーター:H28:吉田 直人
こんにちは!!
約10日ぶりの投稿となります吉田です!!
さて、前回は「聲の形」という漫画を紹介しました。
連続となってしまいますが、福祉に関する漫画2冊目を紹介したいと思います!
タイトルは「健康で文化的な最低限度の生活」というもので、現在も物語は続いており、4巻まで発売されています。
タイトルからして堅苦しいと思われそうですが、絵は見やすく文字も多くないためスラスラ読めます(笑)
さて、その物語の内容はずばり「生活保護」についてです。
生活保護とは、簡単に言えば、何らかの理由で自分自身の力で生活を送るのが困難になった人を守る国の制度です。
この「生活保護」という制度に、主人公の新人ケースワーカー(女性)が正面から向き合います。
生活保護はもちろん、福祉に関わることはほとんど何も知らず、人と関わることすらも苦手な主人公が、生活保護を受給する人たちをめぐる様々な問題に関して、葛藤していく様子に間違いなく感情移入してしまうと思います。
若干、大人向けの内容かもしれないですが、こういう仕事もあるんだ、こういう人たちって本当にいるんだと、世の中のリアルを知る上では、学生が読んでもおもしろいと思います。
特に少しでも福祉に関わる方々にはぜひおススメしたい漫画です。
それではまた次回お会いしましょう!!
市社協の担当さんからのコメント
制度の範囲で仕事をするというのは、「どこにでも行けるドア」しか入っていない四次元につながるポケットを持ったネコ型ロボットのようなものです。空を自由に飛びたいと願う少年に対する答えは、「頭に付けただけで飛べちゃう画期的な道具を新たに創る」か、「どこにでも行けるドアを飛べるように改造する」か、「空を飛びたいという願いの奥にある少年のニーズを探り、空を飛ぶ以外の方法でニーズを満たす方法を探る」か、後は「聞かなかったことにしてタイムマシンで未来に帰る」しかありません。(頑張って漫画で説明してみましたが、無理があるかもしれません)
生活保護のケースワーカーさんは、生活困窮だけでなく現代の世帯が抱える様々な福祉課題に直面しています。誰もタイムマシンは持っていませんので、皆さん制度と現実の狭間で、日々悩み、奮闘しています。
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