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南区社会福祉協議会

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福まち活動

【藻岩地区】コロナ禍後初の顔合わせ会 福祉推進員へ見守り啓発(令和6年11月22日)

 令和6年11月22日、藻岩地区福祉のまち推進センター主催で、単位町内会で活動する福祉推進員等を対象とした顔合わせ会が開催されました。

 コロナ禍に入ってから、藻岩地区福まちでは研修会の開催等を控えていましたが、昨年度から徐々に活動を再開させてきました。そうした中で、今回の顔合わせ会は「新任の福祉推進員に役割を知ってもらいたい、相談先の情報を抑えてもらいたい」という福まち総務部会長の想いから、5年ぶりに開催することとなりました。

 当日は、各単位町内会から新任・継続の福祉推進員等約30名が参加し、区社協からの見守り活動の講話や、総務部会長からの相談先紹介に、熱心に耳を傾けていました。また、質疑応答の時間には、以前地区全体で配布していた「緊急連絡先カード」が話題に上がり、今後の再配布についても検討していくこととなりました。

 今回の顔合わせ会は、地区全体の新任福祉推進員に向けたフォローの機会ができたという意味で、非常に重要な意味を持っています。福まちが地区全体の見守り活動者に向けた支援を行っていくことは、福まちの重要な役割の一つです。加えて、今回参加者側から活発に意見が出されたことにも大きな価値があります。こうした福まちが単位町内会のニーズを集める機会は、福まちによる支援をさらに強化していくことにもつながります。また、新任の福祉推進員にとっても、長く活動されている方々の意見を聴くことで、今後の活動の参考になります。

 今後、藻岩地区福まちでは、福祉推進員と民生委員が連携して見守り活動を行う体制づくりを進めていくため、研修会の開催などを予定しています。区社協も、福まち・単町活動者の想いを形にしていけるよう、研修会に向けた調整等の支援を続けていきます。

         

【藻岩地区】手話を学んでみんなで交流 市営団地で手話勉強会(令和6年11月25日)

 市営川沿団地自治会では、今年6月から、住民主催で手話勉強会が行われています。
 
 この勉強会は、以前手話を学んでいた経験があり、ろうあ者の方も含めて住民同士が交流できるようにしたいという想いをもった福祉部長さんの呼びかけで始められました。現在は毎月2回、水曜日の夜に自治会の集会室で開催されており、講師を務める福祉部長さんと障がい当事者の方のほか、町内会役員の方や一般住民が交流しながら、挨拶の手話や指文字などの初歩的な内容を学んでいます。区社協がお邪魔した際は、講師のお二人の楽し気なやりとりもあり、和気あいあいとした雰囲気のなかで、参加された方々が楽しく手話を学ばれているご様子でした。
 
 この勉強会は、手話を学ぶということはもちろん、障がい当事者を取り巻く社会的な背景や困難について話を聴くことができるという点に、大きな意義があります。色々な事情を抱えた人々が共に暮らしていくためには、お互いの背景を知り、相手に寄り添う温かい気持ちを持つことが重要であり、この勉強会はそうした気持ちを持つきっかけとなるような場所になっています。また、市営団地という住環境の中で、お互いに顔なじみになれるという意味でも、貴重な機会になっていると言えます。
 
 区社協としても、こうした取り組みを応援するとともに、他の町内会や地区にも紹介するなど、各地で温かな輪が広がっていくようはたらきかけていきます。
                 

【簾舞地区】のびのびさわやか♪ 簾舞福まち伝統のウォーキング(令和6年9月27日)

 令和6年9月27日(金)、簾舞地区福まち主催で、みすまいウォーキングが開催されました。
 
 本イベントは、簾舞地区福まちで伝統的に行われている事業で、簾舞地区会館から小金湯温泉までの約5キロを歩き、その後お食事や入浴で交流を深めるというものになっています。今年度も、簾舞地区各所から35名を超える方々が参加され、温かく晴れた青空のもと、景観を楽しんだり、会話を弾ませながら、各々のペースで歩かれていました。
 
 このイベントの特色として、有償で送迎サービスなどを展開しているLLP北海道と連携して、途中で歩き疲れた方のための送迎用の車が手配されています。また、先頭・中間・最後尾に地区社協会長やまちづくりセンター所長、福まち事務局員がついて、見守りながら進んでいきます。単なるウォーキングではなく、誰でも安心してのびのび参加できるよう配慮されているという点に、福まち主催の意義があります。
 
 伝統あるイベントに対して熱い気持ちをもつ事務局のみなさんと一緒に、いつまでも健康で生き生きと暮らせる簾舞地区を実現していけるよう、支援を続けていきます。                                        

    







 

【南沢地区】前年度から復活! 元気ハツラツ健康まつりの開催(令和6年7月2日)

 令和6年7月2日(火)、南沢地区社会福祉協議会主催で、元気ハツラツ健康まつりが開催されました。
 
 本イベントは、コロナ禍で中止を余儀なくされていましたが、前年度から再開、今年度も広く地域に周知して開催されました。今回は愛全病院の島輝明先生を講師としてお迎えし、参加者全員で気軽に取り組めるエクササイズを行ったほか、専門機関の協力を得て握力や骨密度などの測定、相談対応のブースも設けられました。参加された方々は、談笑などしながら楽しんでいる様子でした。
 
      

 今回のイベントには、フレイル予防という面だけでなく、参加者同士の交流の機会であるという側面もあります。日ごろの見守り活動に加えて、こうした集いの場があることで交流が生まれ、お互いに気にかけあう雰囲気が作り出されていきます。
 
 また、イベント開催にあたって、地区社協事務局だけでなく、福祉推進員や民生委員の方もスタッフとして協力してくださいました。こうした地区全体のイベントに多くの方がかかわる風土ができているのは、南沢地区の強みだと感じます。
 
 事務局内外と連携の取れた地区社協を中心に、お互いに気づかい見守り合う、温かい地域を作っているけるよう、引き続き支援を続けていきます。
 

【藻岩地区】令和6年度 地区社会福祉協議会定期総会の開催(令和6年5月27日)

 令和6年5月27日(月)、藻岩地区社会福祉協議会の総会が行われました。
 
 福まち事務局からは、前年度の事業報告・今年度の事業計画などについて説明があり、役員の皆様も熱心に聞いていらっしゃいました。令和5年度は、「気配り・目配り・心配り」の3配り運動を推進するとともに、ふれあいサロンの交流会や地区の福祉推進員の情報交換会などを行っており、今年度もそうした事業を充実させていく計画です。
 
 また、総会の最後には、各機関・組織の関係や福まちの目標について図を用いた説明もありました。まずは、見守りなどの地域住民の日常的な支え合い活動を推進していくことで、安心して暮らせる地域社会を目指します。

           
 
 今年度も、勉強熱心な事務局とともに、地域全体で見守り・支え合いを推進していけるよう、支援を続けていきます。
 

令和6年度第1回福まち運営委員会及び南区地域見守りネットワーク推進会議の実施(令和6年6月12日)

 日頃地区社協、福まちで活躍されている皆様を対象に、令和6年度第1回福まち運営委員会及び南区地域見守りネットワーク推進会議を開催いたしました。
 
 今回は、前半にボランティア登録者の中で福まちに情報をお伝えして良いですよ、とサインをいただいている方々と福まちがつながるきっかけになるよう資料を通して説明し、その後意見交換を実施しました。
 
 福まちとしてどんなことに協力していただきたいか、また、より生活支援を必要としている方々を対象にボランティア活動ができるかどうか等様々な意見が飛び交うと同時に、各地区のボランティア活動の状況も知ることができ、大変有意義な時間となりました。

 後半は、見守りネットワーク推進会議を実施し令和5年度に札幌市と見守り協定を締結したヤマト運
輸株式会社様、南警察署、南消防署の方々に来ていただき、日頃、業務の中でかかわる住民への見守り活動や、通報等があった場合の対応、より自分らしく生活していくために必要な知識や注意点等のお話をいただき、出席された方々から大きな拍手が沸き上がりました。
 
 今回出席された方々から、日頃地区全体に見守り活動を勧めていたり、若い世代からお年寄りまでボランティア活動を行えるような環境を整えたりとたくさん工夫をされているお話も聞くことができ、南区すべての地区が無理なく、そして熱心に活動を進めている状況であることがわかりました。
 
 今回の運営委員会・ネットワーク推進会議でいただいた各地区福まちの皆様の意見は、今後南区社協として真摯に受け止め工夫を重ねながら、これからもたくさん関わらせていただけたらと思います。

  

 

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