見守り協定事業者を知ろう！

厚別南地区民生委員児童委員協議会× コープさっぽろ・道新会札幌八日会・ヤマト運輸株式会社

令和６年11月22日、厚別南地区民生委員児童委員協議会では、札幌市と見守りに関する協定を締結している３社に来ていただき、それぞれの活動について学びました。
道内174市町村と見守りの協定を結んでいるコープさっぽろでは、宅配時の見守りはもちろんのこと、さらには、ちょっとした困りごとにも対応できるサービスまで取り組みの幅を広げているとのことでした。
道新会札幌八日会では、新聞配達という毎日のことだからこそ気づく異変、実際に３日分溜まっている状況から通報し、中で倒れている住民の発見につながった事例も報告されました。
ヤマト運輸株式会社からは、トイレや洗面所など毎日使用する電球を「ハローライト電球」に交換することで、24時間以上使用されていないと登録された連絡先に通知される、新たな形の見守りサービスについて情報提供されました。
日頃から独居高齢者の見守りを続けている民生委員の皆様にとって、今後の活動にも活用できる研修となりました。
　
　
 

厚別中央地区民生委員児童委員協議会 × 株式会社日信

令和６年５月24日、厚別中央地区民生委員児童委員協議会では、札幌市と見守りに関する協定を締結している株式会社日信の専務取締役を講師として招き、企業として実践している高齢者への見守りについて説明していただきました。
令和４年３月に協定締結する前から、配食サービスを行っていた日信では、日々、お弁当をお届けする中で、高齢者の異変に気付く機会が少なくありませんでした。
「いつもと雰囲気が違う。ろれつが回っていない」「玄関を開けたところ、うなだれたように座り込んでいた」「不在時には必ず連絡してくださる利用者が、何度呼びかけても施錠されたまま」
こうした異変時に、緊急連絡先や警察に連絡したという事例を交えながら、多くの目での見守りが必要であることが話されました。
民生委員からもいくつかの質問がされ、改めて、見守りを行うもの同士、連携をしていく重要性を実感した機会となりました。